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広がる「ストーリー機能」。Instagram、LINE、Facebookの各機能を徹底分析。

LINEやFacebookを利用している時に、Instagramで見かける「ストーリー機能」が追加されていることを目にした方も多いのではないでしょうか。「ストーリー機能」は、InstagramなどさまざまなSNSに採用されている「今」をシェアするためのツールとして若者から支持を集めています。今回はストーリー機能の具体的な機能と特徴について紹介します。

ストーリー機能の始まり

Instagramのストーリー機能は、今や1日5億人もの人々が利用する人気機能です。
「インスタ映え」とよばれる見栄えが良いものや、フォトジェニックな投稿ではなく、日常の一コマを気軽に投稿できるツールとして注目を集めています。

ストーリー機能の歴史は、2011年にスタンフォード大学の学生が立ち上げた「Snapchat」というSNSで採用されたのが始まりです。

Snapchatは、「送信した写真が相手のもとから消える」という画期的なサービスで多くの若者の支持を受けたサービスです。FacebookのCEOのザッカーバーグ氏は、30億ドルでSnapchatを買収提案したという話もあります。

その後、Instagramでは2017年にストーリー機能を導入し、一気に若者の間で人気が広がりました。やがてInstagramの運営元であるFacebookやFacebookメッセンジャーにもストーリー機能が導入され、LINEも2019年5月に導入しています。

それでは、それぞれのSNSにおけるストーリー機能の特徴をみていきましょう。

日本でのストーリー機能の普及を進めたInstagram

まず、多くの方が「ストーリー」と呼んでいますが、正式名称は「ストーリーズ」です。ただし一般的には、「ストーリー」と呼ぶケースが多いので、本記事でも「ストーリー」と呼びます。

まずは、Instagramのストーリーの基本的な機能を整理してみましょう。

・表示期間
投稿から24時間後に自動削除
(ストーリー投稿を、保存することが出来るアーカイブ設定や、プロフィール欄からいつでも閲覧するハイライト機能もあります。)

・ストーリーズの足跡機能
投稿者は、誰が自分のストーリー投稿を見たのか知ることが出来ます。

・ライブ配信機能
リアルタイムでフォロワーに動画を配信できます。芸能人や著名人が使用するケースが多く見られます。
フォロワーは、コメントを投稿することが出来、そのコメントは投稿者に表示されます。

・公開範囲
ストーリー掲載通知は、フォロワーのみだが、フォロワー以外もストーリーを見ることが出来ます。(フォロワー以外の足跡も残ります)公開したい人を選んで「親しい友達」に設定して公開することも可能です。

Instagramのストーリーには、様々な機能があります。ここでは、特徴的な2つを紹介します。

1つ目の特徴的な機能は、タグ付け機能といえるでしょう。
タグ付けを行うことにより共通する投稿を探すことができます。飲食店を探す際に、タグ機能を使用するケースも多いのではないでしょうか。友達だけの投稿ではなく、タグからいろいろな投稿を探せるのは魅力的ですね。

2つ目の特徴的な機能は、音楽をストーリーに添付する「MUSIC」機能です。
曲やアーティストを検索して自分の好きな曲を好きな部分を切り取ってストーリーに載せることができます。
また、一部ではありますが歌詞表示に対応している曲もあり、ストーリーの楽しみ方が増えました。

Instagramと連携できるFacebookのストーリー機能

多くの機能はInstagramと変わりません。基本的な機能について、整理してみましょう。

・表示期間
投稿から24時間後に自動削除
(タイムラインの上部に表示され、Instagramと異なり、既に見たストーリーも一番前に表示され続けます)

・ストーリーズの足跡機能
投稿者は、Instagram同様に誰が自分のストーリー投稿を見たのか知ることが出来ます。

・公開範囲
ストーリー掲載通知は、フォロワーのみだが、フォロワー以外もストーリーを見ることが出来ます。(フォロワー以外の足跡も残ります)
公開したい人を選んで公開する「カスタム」を利用できます。機能はInstagramの「親しい友達」と同じです。

Facebookのストーリーにも特徴的な機能があります。ここでは、2つを紹介します。

1つ目は、Facebookのストーリーには友達の誕生日をお知らせしてくれる機能があります。Facebookからの通知で友達の誕生日を知るという方も多いのではないでしょうか。そのストーリーから、誕生日カードを作成し、お祝いすることも可能です。

2つ目は、Instagramと連携することでFacebookと双方に同じストーリーを投稿することが可能です。しかし、一点注意すべき点があります。連携後、Instagramあるいは、Facebookの投稿を片方削除しても、一方は残ってしまいます。連携している場合は、1つの投稿を削除したことで安心しないようにしましょう。

番外編|Facebookメッセンジャーでも閲覧出来る!

実は、FacebookメッセンジャーでもInstagramやFacebook本体から投稿されたストーリーを閲覧することが可能です。メッセンジャーの使用人口など、様々な要因が考えられますが、利用率としてはそれほど高くないのが現状です。

2019年に実装!LINEのストーリー機能

2019年5月に実装されたLINEのストーリー機能はInstagramのストーリー機能と異なる部分もあります。まずは、基本機能を見ていきましょう。

・表示期間
投稿から24時間後に自動削除
(タイムラインの上部に表示されるだけでなく、プロフィール画面の右下にもストーリーが表示されます)

・ストーリーズの足跡機能
投稿者は、Instagram同様に誰が自分のストーリー投稿を見たのか知ることが出来ます。

・公開範囲
ストーリーの公開は、LINEの友達の範囲内。友達の中から、親しい友人リストの作成等は可能。

・新しい機能
4月より「ディスカバー」機能が実装され、友達以外の投稿を見ることができるようになりました。(投稿時に「全体公開以外」を選択した場合は、ディスカバーには公開されません)
タイムラインの右上の惑星マークを押して見ることができます。

LINEの特徴的な部分は、4つ挙げることが出来ます。
1つ目は、先程紹介したInstagram同様に音楽をストーリーに載せる機能がありますが、LINE MUSICとの連携が可能な部分はLINE独自の強みと言えるかもしれません。

2つ目は、ストーリーにメッセージを送信すると、投稿者のトーク欄にメッセージが送られます。メッセージアプリとしての強みが有るLINEらしい機能です。

3つ目は、撮影時にタイマーを3秒間と10秒間の2種類に設定することができるので集合写真などにも活用できそうです。Instagramのストーリーでも3秒間のタイマーを設定することはできますが、10秒間はないのでLINEのストーリーのほうが撮影の幅が広がるといえそうです。

最後に、LINEのプロフィールのアイコンや背景画像を変更した際に、ストーリーにシェアすることが可能です。もしかすると、プロフィールの変更で、知らぬ間にストーリーに投稿してしまっていたという方もいるかも知れません。

まとめ

今回は、各SNSのストーリー機能に焦点を当てました。SNSをプロモーションのツールとして活用している企業も多いと思いますが、SNSの機能のアップデート情報をしっかり追い、刻一刻と変化するユーザー体験を理解し、スピーディーに施策に反映することで、機会損失が生じないようにしていきましょう。

 

参考記事
LINEみんなの使い方ガイド(LINE株式会社)
Facebookヘルプセンター(Facebook)
Instagramヘルプセンター(Facebook)

デジタルリスクラボ編集部


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