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Twitterの位置情報で居場所がバレる?リスクと設定をオフにする方法

location information

Twitterに投稿されるツイートには、その投稿がされた場所を表示する「位置情報」機能があります。近い位置の投稿をまとめて表示できる機能があり、便利な反面、行動範囲が特定され、危険な目に遭う恐れもあります。今回は、「位置情報」機能がどのようなもので、起こりうる危険に対してどう対策すべきか説明していきます。(本記事は2021年3月の情報を元に作成しています)

Twitterに記載される位置情報とは

Twitterの位置情報機能には、どのような情報が記載されるのでしょうか。
Twitterのヘルプセンターではプライバシーに関する項目で、Twitterの位置情報機能について説明しています。

ツイートにはどのような位置情報が追加されるのですか?

• 正確な位置情報をオンにすると、位置情報を選んでツイートに追加できます。この機能は初期設定ではオフになっているため、使うにはオンに設定(オプトイン)する必要があります。 この機能で、TwitterはGPS情報などから利用者の正確な位置情報を収集、保存、活用できます。
• 正確な位置情報をオンにすると、ツイートに自分で選んだ場所(市町村名や地区名など)を追加できます。ツイートの作成中に位置情報アイコンをタップし、タグ付けしたい位置情報を選びます。
注記: 位置情報を付けてツイートすると、次にツイートする際、大まかな位置情報ラベルが自動的に追加されます。位置情報をオフに切り替える方法についてはこちらをご確認ください。
• サードパーティーのアプリケーションまたはウェブサイトによっては、位置情報(正確な位置情報を含む)付きのツイートを投稿できることがあります。Twitterでは、そうしたアプリケーションやウェブサイトを通して位置情報付きのツイートを投稿する場合、共有される情報を明確に説明するよう開発者に求めています。

引用:ツイートの位置情報に関するよくある質問(Twitterヘルプセンター)

つまり、自分で選んだ市町村名や地区名などの追加ができます。実際に位置情報機能をオンにして投稿を作成すると、GPS情報を元に住んでいる市町村の名前、近隣のコンビニや飲食店、公園などが選択肢に上がってきます。
このように、Twitterの位置情報機能を使用すると、投稿に近隣情報を追加することができます。

ユーザーの中にはTwitterがいつも位置情報を取得しているかどうか気になる方もいると思いますが、ご安心ください。
位置情報機能は初期設定でオフの状態になっていますので、設定でオンに変更しない限り、位置情報が自動的に取得されることはありません。

Twitterの位置情報がオフになっていることを確認する方法

初期設定で位置情報がオフになっていたとしても、自分のTwitterの位置情報機能がちゃんとオフになっているかどうか、気になるところだと思います。
ここでは、スマホのTwitterアプリ上で位置情報機能を確認する方法を解説します。(※手順は記事作成時の情報に基づいています)

位置情報機能の確認方法

    1. 左上のハンバーガーメニュー(≡)をタッチ
    2. メニュー下部の「設定とプライバシー」をタッチ
    3. 「プライバシーとセキュリティ」をタッチ
    4. 画面を下にスクロールし、位置情報の欄を確認
    5. 「正確な位置情報」の項目が「無効」になっているか確認
    (無効であれば位置情報機能はオフの状態です。有効になっていた場合は「正確な位置情報」をタッチし、設定を「無効」に変更しましょう)

簡単に確認ができるため、不安になった方は今すぐ確認してみましょう。

Twitterの位置情報はどのようなリスクが有るのか

Twitterの位置情報機能がもたらすリスクには、どのようなものがあるのでしょうか。

まず、位置情報をオンにすることで、投稿の発信場所が表示されます。アカウントに鍵をかけていない場合は、投稿時に設定した位置情報が全世界に共有されている状態となります。

そのような場合、下記のようなリスクが発生しうる可能性があります。
・発信場所が公開されたことによる居場所の特定
・発信場所の公開による活動範囲の特定
・上記に伴うストーカーなどの被害

もし、不適切なSNS上の振る舞いを行ってしまった場合は、他の投稿内容も含めて「会社名」「本名」「勤務地」が特定されることが考えられます。昼休みの時間にオフィスから投稿した履歴から所属企業が特定されてしまう可能性もあります。
その結果、「〇〇会社の従業員として問題である」と批判を受ける可能性もありますし、所属企業へ批判が飛び火する可能性も大いに考えられます。

また、最近ではSNSの投稿やプロフィール情報で所属企業を公開しているユーザーも少なくありません。

この場合、気を付けなければならないのは、位置情報から営業秘密情報が漏えいしてしまうことです。商談相手のオフィス近辺で食事を行ったことをTwitterに投稿してしまうことで、商談相手が特定される恐れがあります。最悪、インサイダー情報の漏えいや、営業秘密の漏えい等に繋がってしまい、企業に損害を与えうる可能性があります。

店舗などの位置情報を紐付けて発信している場合には、横に座っている人からSNS上で特定される可能性もあります。
アカウント情報から所属企業や身分が特定され、電話の内容や広げている資料の内容とともに、下記のようにSNS上で投稿されることも想定されます。

“〇〇会社の部長さんが、カフェの横の席で〇〇について電話していた。大きな取引なのかな?”

情報を少しでも引き出したい相手にとっては、位置情報は非常に大きな手がかりになることを理解しましょう。

また、リスクは社外へ位置情報が開示されることだけではありません。
新型コロナウイルス拡大で在宅ワークが推奨されている中で、カフェなど自宅外での業務は解禁されていない企業も多いと思います。
もし、その中でカフェなど外に出て仕事をしている従業員がいたとしましょう。この場合、セキュリティポリシーを逸脱して許可された場所以外で働いていることが問題になります。SNSの位置情報をきっかけに、そのような虚偽が発覚してしまうことも考えられるでしょう。
※許可された場所以外での業務は情報漏えい等のリスクに繋がるため、行わないようにしましょう

もちろん、位置情報の発信によるストーカーなど犯罪に巻き込まれやすくなることも忘れてはいけません。

位置情報があなたの特定になる

位置情報は、SNSであなたを特定するための非常に大きな証拠となります。友人へ「今ここにいるよ」と知らせたい目的であっても、その投稿を見ている人は友人だけではありません。全世界へ公開している情報なのです。

そのことをしっかり考えて、位置情報の扱い方を決めることをおすすめします。
簡単に現在の設定を確認することも出来ますので、不安な方は今すぐ確認しましょう。

参考
ツイートの位置情報に関するよくある質問(Twitterヘルプセンター)

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