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Twitterアナリティクスで効率的なアカウント運営を実現?その方法とは

Twitterをビジネスに活用する動きは加速しています。ただし、闇雲に運営しているだけではビジネスの成果に繋がらないケースも多々あります。今回は、Twitter運営の努力を成果に繋げるために有効な、Twitterアナリティクスの機能と実例について紹介します。(2020年12月時点の情報を元に作成しています)

Twitterアナリティクスとは

Twitterアナリティクスとは、Twitter社が提供するアカウントの分析ツールです。Twitterアカウントを利用している方であれば無料で利用することが可能です。また、企業のSNS運用担当者がTwitterの運用方針を決める際に重要な情報源となります。具体的には以下のようなことを知ることができます。

・各ツイートが何人のユーザーに見られているのか
・各ツイートに添付した画像やURLが何人のユーザーにクリックされているのか
・1ヶ月間でどれくらいフォローの数が増減したのか
・ユーザーがどのようなツイートを有益だと思っているのか
・先月と比べてツイートが見られている数は増減しているのか

Twitterアナリティクスを活用するうえで知っておきたいキーワード

使い方や機能を紹介する前に、知っておきたいキーワードを簡単に整理しておきます。今回は、必須の2つのキーワードを説明します。

●インプレッション
リスティング広告やDSP広告などでもインプレッション数という言葉は使われますので、企業のWebマーケティング担当の方には馴染みのある言葉かもしれません。ツイートにおけるインプレッションとは、投稿がユーザーのタイムラインに掲載された数を示します。自分自身で投稿したツイートを、自らのタイムライン上で閲覧した時にインプレッション数にカウントされてしまいますので、その点は注意ください。

●エンゲージメント
エンゲージメントは、ツイートに対して、ユーザーがどれだけアクションを起こしたのかという数値です。単にタイムライン上でツイートを見ただけではなく、添付画像のクリック、いいねなどのリアクションを行った場合に数値がカウントされます。エンゲージメント数に含まれるアクションは、下記です。

・リツイート
・返信
・ユーザーのフォロー
・いいね
・ツイートに記載されている添付画像、URLのクリック

また、エンゲージメント率は、エンゲージメント数をインプレッション数で割ったものになります。

Twitterアナリティクスの使い方

今回はWeb版のTwitterアナリティクス画面に沿って、使い方を紹介していきます。(アプリ版でも操作方法は異なりますが、同様の分析が可能です)

●アカウント画面からアナリティクスページへのアクセス方法
所有するアカウントにログインしたあと、画面左側に表示されている項目の「More(日本語表記:もっと見る)」をクリックします(画像1)。
「More」をクリックすると、「Analytics(日本語表記:アナリティクス)」という項目が表示されるので、こちらをさらにクリックします(画像2)。

●アナリティクスページの見方
「Analytics」をクリックすると、アナリティクスページに遷移します。
画面上部に過去28日間のサマリーデータが掲載されています。左から「ツイート数」、「インプレッション数」、「プロフィールを見た数」、「リプライした数」、「フォロワー数」が記載されています。
上記データのパフォーマンスが前の28日間に比べて、上昇しているのか、下降しているのかが、赤or緑の数値で確認できます。(下図)

更に、画面をスクロールすると、それぞれの月でユーザーが1番多く見たツイート、リプライ、画像を示してくれます。フォローしてくれたアカウントのなかでフォロワーが1番多いユーザーも確認することが出来ます。
右側にはその月にツイートした数、ユーザーがツイートを見た数、プロフィールを見た数、リプライした数、フォローした数が出てきます。(下図)

画面上部には、「Tweets(日本語表記:ツイート)」タブがあります。この項目では、各ツイートに関する詳細なデータを見ることができます。その際、画面右側に出てくるカレンダーのアイコンを押すと、集計する期間を自由に変更できます(下図)。

この機能を使えば、過去最もインプレッションが多かったツイートを表示することもできます。特定の期間にプロモーションをしたのであれば、その期間だけに絞ってデータを見ることも可能です。
さらに、各ツイートをクリックすれば、ユーザーが見た数だけではなく「ツイートからプロフィールのページに遷移した数」「ツイートの詳細を表示した数」など、そのツイートをどれくらいのユーザーがどれくらいの興味関心で見ていたのかを知ることができます。
このように期間や項目によって細分化されたデータを見ることで、「多くのユーザーにツイートは見られているが、プロフィールに遷移してフォローするまでには至っていない」などより詳細な情報を得ることが出来ます。

今回、デジタルリスクラボ研究員のTwitterアカウント(フォロワー1300人以上)で2つのツイートをピックアップしながら詳細情報の見方を紹介していきたいと思います。

「バズったツイート」をTwitterアナリティクスで分析して見えてきた“傾向”

●「1500RT6000いいね」がついたツイート

このツイートは、著名人の「信念や目標を持つことは称賛されるが、あくまで自分勝手な行動である」という発言に対して、研究員が共感を示したものです。インプレッション数は約46万で、ツイートの詳細をクリックしたのは3166回、プロフィールを閲覧したのは2102回、ツイートから直接フォローしたのは1回であることが確認できます(画像6)。
このデータから、ツイートから興味を持ってプロフィールのページをクリックした率は0.4%です。さらにこのツイートからフォローという行動を行ったユーザーは1人であることもわかります。(下図)
今回のツイートは、いいねやシェアに繋がったものの、“誰がツイートしたのか”という興味や、この人をフォローしたいという行動には繋がりにくかったと仮説を持つことが出来ます。

●「ユーザーが24000回表示」した画像ツイート
こちらのツイートには、画像を添付しています。インプレッション数は、約8.8万回ですが、そのうちの約27%が画像をクリックしていることが見て取れます。タイムライン上でツイートを見ているだけでなく、約4人に1人が画像までしっかりとツイートを見たことを示します。(下図)

以上のように各ツイートを見ていくと、インプレッション数は多いが、そこからのアクションに繋がっていないツイート、プロフィールの確認などアカウントに興味を持たれているツイート、いいねよりリツイートなど拡散行動を促すツイートなど、各ツイートの効果や成果が見えてきます。

Twitterアナリティクスを活用してより効率的なアカウント運営を

以上のように、Twitterアナリティクスには種類も数も豊富なデータが揃っています。これらのデータを目的に合わせて細分化することで、ユーザーの興味関心や動向を探り、今後のTwitter運営に活かすことができます。
こうした実態に基づいて、Twitter運営を科学してみると成果に繋がるアカウント運営が出来るかもしれません。

参考資料:
Twitterアナリティクス(Twitter社)

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デジタルリスクラボ編集部

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