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Instagramアカウントを一時停止する方法と周りからの見え方

企業がInstagramアカウントを運用する際、定期的な更新が必要になります。しかし、方針転換や部署の再編、業務量逼迫などにより、定期的な更新が難しくなってしまうケースもあります。その場合、Instagramアカウントを一時停止や削除することを検討するケースも有るかと思います。今回は、アカウントを一時停止する方法を紹介します。(2020年12月時点の情報を元に作成しています)

一時停止と削除の違い

まず、Instagramアカウントの削除と一時停止の違いを整理しておきましょう。

●削除
アカウントを一度削除してしまうと、再度同じユーザーネームでInstagramのアカウントに登録することができなくなります。つまり、アカウントを削除するとデータはこれまでの投稿データやフォロワーの情報は削除され、復活させることができなくなります。また、同じアカウントを再度使用することもできなくなります。

●一時停止
一時停止とは一時的にアカウントを表示させない機能になります。アカウントを一時停止している間は、ユーザー側からアカウント情報を見ることが出来ず、アカウントを削除した時と同様の状態になります。しかし、一時的にアカウントを表示しないだけで復活させたいときには元通りに戻すことができ、過去の投稿・フォロワー情報も残っています。(投稿は行わないが、閲覧だけしたい場合に、一時停止を行ってしまうと、閲覧すらできなくなってしまいますので注意してください。)

再度Instagramのアカウント運営再開する可能性がある場合は、削除ではなく、一時停止を行うことをおすすめします。

一時停止するとどのように表示されるのか

アカウントの一時停止を行うと、他のユーザーからは過去の投稿を見ることができなくなります。プロフィール、DMの履歴も同様で、そもそもID検索しても「ユーザーが見つかりません」と表示されてしまいます。また、フォロワーのリストにも一時停止中のアカウントは表示されません。

さらに、アカウントの一時停止中は、自分自身がインスタグムにログインすることも出来ません。一時停止中は、フォロワーのストーリーズを見ることも出来ず、足跡が残ることもありません。このように、アカウントを一時停止してしまうと、他のユーザーからはアカウントが削除されたと思う可能性が高いと考えられます。

一時停止の設定方法

では、その一時停止の設定方法をご紹介します。アカウントの一時停止はInstagramのアプリから行うことはできず、Webからのみ可能ですので注意してください。

1.Web版のInstagramにログイン

SafariやchromeなどのブラウザからWeb版のInstagramにアクセスしてログインをします。
(もし、2段階認証を設定している場合、セキュリティコードが求められます。電話番号などでセキュリティコードを取得し、2段階認証を行う必要があります。)

2. プロフィール編集画面で「アカウントの一時停止」を選択する

自分の投稿が見えるページから「プロフィールを編集」を選択。(画像1)
右下に「アカウントを一時的に停止する」が出てくるので選択。(画像2)

3. 画面表示に従ってアカウントの一時停止を行う

アカウントを停止する理由を表示される中から1つ選択し、アカウントのパスワードを入力。
問題がなければ「アカウントの一時的な停止」をタップして「はい」を選択。

最後にアカウントが一時停止されたか確認します。Instagramを開いて自動的にログアウトされた状態になっていれば一時停止の設定完了です。アカウントの一時停止は1週間に1回しか行うことができないので注意してください。
また、アカウントを一時停止した直後は制限がかかっているため、すぐにアカウントを復活することができません。復活させるためには、最低でも数時間待つ必要があります。

一時停止から復活(再開)の方法

一時停止からアカウントを復活させる方法を説明します。

アカウントの復活はWeb版のInstagramだけでなく、アプリからでも行うことができます。
アプリもしくはWeb版でInstagramを開き、ログインを行うと同時に自身のアカウントを復活させることが出来ます。(ログイン=アカウントの復活となります)
もちろん、過去の投稿データもフォロワーデータ、DM履歴も残っています。簡単な作業でアカウントの運営再開を行うことが出来るので、その点は気負わなくてもいいかもしれません。

まとめ

ここまで、Instagramのアカウントを一時停止させる方法を紹介してきました。企業の公式SNSアカウントを運用する担当者の皆さんの中には、SNS運用だけが業務ではなく、広告宣伝の一部、マーケティングの一部として運用されているケースもあるかと思います。どうしても、アカウントの運用が滞ってしまう際に、公式Instagramの一時停止を検討の材料に使って頂ければと思います。

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デジタルリスクラボ編集部

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