デジタルリスク事例

飲み会はリスクだらけ?情報漏洩だけではない気をつけるポイント!

3月、4月は歓迎会やキックオフ、8月は納涼祭、12月、1月が忘年会、新年会など季節に合わせて、会社での飲み会が増える方も多いのではないでしょうか?楽しい宴の場ですが、その一方で、ネット炎上が起こるリスクが高い場でもあります。
今回はお酒の場で特に気をつけたいリスクについて考えてみましょう。
※本記事は、2019年4月4日に公開された記事を一部再編集しております。

社会人になると増えるお酒の場

お酒の場と言っても、様々なお酒の場があります。
社内の内輪で中の良いメンバーだけで行うフランクな会から、部署内で行う幅広い年齢層の参加する歓送迎会などのオフィシャルな会。

更には、取引先との会食や企業を超えた異業種、他社との交流会など、多くの場が想定されます。毎週会食に参加しているという方もいるのではないでしょうか。

今回は、どのようなリスクが潜んでいるのか、そしてそのリスクから生じたインシデントがどのような影響を与えるのかを整理していきたいと思います。

ネット炎上リスク1:情報漏洩

飲み会の席で、ついつい社外秘の情報を話してしまう

飲み会の席で、お酒が入って気分が高揚してしまい、言わなくて良いことまで話してしまった、という経験のある方も多いのではないのでしょうか。ここで、ついつい取引先の情報など、社外秘の情報を飲み会の場で話をしてしまう、というケースもあるでしょう。

ここでは大きく2つの可能性が考えられます。
1つ目は、他社や他部署の人との飲み会の場で、関係性に直結する情報の漏洩に繋がってしまう可能性です。

2つ目は、社内での飲み会で、社外秘情報について話をしてしまい、周りの人に漏洩してしまうケースです。例えば隣の席の人がその会話を耳にし、Twitterなどのソーシャルメディアにその聞いた情報を書き込み、情報が漏洩してしまう、というケースは十分に考えられます。最悪の場合、そこからネット炎上というリスクも想定されます。

しかし、社員同士の飲み会の場では、どうしてもそういった話題になるケースもあるでしょう。その場合は、A社、例の件、など第三者が聞いても直接わからないように仲間内だけでわかるような話し方をするといった工夫をしましょう。

話の内容によっては、交渉が不利になってしまう可能性や顧客との関係性悪化など様々な可能性が考えられます。飲み会の席でも、しっかりと情報の重要性を認識すること、お酒の量をコントロールし、自分自身をコントロールすることが重要です。

ネット炎上リスク2:不適切投稿

酔った勢いで、ソーシャルメディアに不適切な投稿

酒に酔って、ついついソーシャルメディアに不適切な投稿をしてしまう、ということも当然ながら避けたい事象です。お酒で注意力が散漫になって、うっかり不適切な画像を添付する、適切だと思っていた画像に不適切なものが写る、という可能性も考えられます。

会社の公式SNSを運用している場合、自分のアカウントと間違えて投稿を行ってしまうケースや、写真に写り込んだ他社の情報から、M&Aなど他社との取り組みが露呈してしまう可能性があります。

もちろん、お酒を飲んでいても全く大丈夫、という方もいるでしょうが、不安な方はお酒を飲んだらTwitterやInstagramは触らない、といった自分なりのルールを設定するのもひとつの方法です。

もう一つ、不適切な投稿を行う本人だけでなく、その場にいた写真に写り込んだ人がリスクを負う可能性もあり、投稿を行う際には、自分が楽しいだけでなく、周りへの配慮も必要です。

ネット炎上リスク3:情報紛失

重要情報やPCの紛失

ついつい飲みすぎてしまい、帰りの電車でウトウト…なんて経験をされた方も多いかと思います。自宅の最寄り駅で目覚めて慌てて下車するも、網棚においてあったカバンを忘れてしまった…といったことにも注意が必要です。

仕事用のノートパソコンを紛失してしまえば、取引先との情報、自社の状況、顧客の個人情報など、膨大な情報の流出のリスクがあります。万が一ネット上にそれらが流出してしまえば、炎上に発展するだけでなく、会社に関係するあらゆる人々に被害が及ぶ事態が想定されます。

また、置き忘れだけでなく、ウトウトしている間に気がついたらカバンが…といった、盗難のリスクも想定されます。飲み会がある日はパソコンや重要書類、USBメモリ等は持ち歩かない、あるいは、網棚などにおかず、常に肌身離さず抱えている、といった対策が必要でしょう。

資料やPCは手元にあるが、知らぬ間に情報をコピーされているという可能性もあります。簡単に複製可能なデジタル時代だからこそのリスクでもあります。

リスク意識を持つことが重要

SNSの発展により、うっかり情報を漏らしてしまえば、あっという間に全世界に知れ渡ってしまいます。これは、私たちに大きなチャンスを与えているプラットフォームとも言えますが、一方でリスクが大きくなっているとも考えることが出来ます。

ソーシャルメディアに漏洩した情報がひとたび載ってしまえば、あっという間に拡散されてしまいます。情報紛失にしても、不適切投稿にしても、リスク発生時のダメージの大きさは拡大し続けています。

いちばん問題なのことは、全くリスクの意識なく過ごしてしまうことです。リスクを認識した上で行動すれば、リスクを大幅に軽減することは可能なはずです。自分自身の行動ひとつひとつが、所属組織全体を揺るがしかねないという意識付けを日頃から行うことが必要でしょう。

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デジタルリスクラボ編集部

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