デジタルリスクラボは、株式会社エルテスが運営するメディアです。
テクノロジーの発展は、私たちビジネスパーソンの労働環境、生活環境をデジタル化させ、大きな変化を与えてきました。
多くの情報がデジタルデバイスを使って、デジタル空間で管理出来るようになっています。また、私たちはSNSなどのデジタル空間でのコミュニケーションを行い、ビジネスのやり取りを行うようになっています。
デジタル化する社会の新しいリスク
このようなことから、社会はリアルだけでなく、デジタル空間にも膨張していると言えます。そして、デジタル空間での事象がリアルを動かすようなケースも見受けられるようになってきており、デジタル空間の影響力は日々大きくなっています。
デジタル空間を形成するデジタルの特徴は様々で、その特徴によって私たちはビジネスに於いても、日常生活に於いても大きな便益を享受しています。
デジタルの特徴
・あっという間に情報が浸透、拡散する
SNSで発信された場合、同時に何万人という人数にリーチする
・真似されやすい
コピーするにしても、書き写す手段しかなかったが、簡単にコピーできる
・ルールや作法が決まっていない
デジタル化の変化が速く、ルール、作法作りが間に合ってない
デジタル化の弊害
一方で、日々広がりを見せているデジタル空間では、新しいリスクも発生しています。
具体的には、デジタル空間(SNSやWeb上)での誹謗中傷や風評被害や、デジタル化で従業員の業務が見えにくくなり発生している情報持ち出しなどのセキュリティリスクや不就労などの労務リスクなどが挙げられます。このようなデジタル化による弊害は、日々のテクノロジーの発展とともに、日々変化しています。
デジタル化が進む中で、リアル社会には関与せずにデジタル空間内で完結する物事が増えるかも知れません。また、今まで以上にデジタル空間での出来事は、私たちの実生活に大きな影響を与えるかも知れません。だからこそ、SNSリスク対策から事業を大きくしてきたエルテスは、今後もデジタル化によって発生する歪(デジタルリスク)は増加していくと考えています。
まさに自動車が普及して、交通事故が私たちの新しい身近なリスクとなったように、またそのリスクは、人同士が衝突するよりも車が衝突すると大きな傷を与えてしまうように、デジタルリスクは、拡散性が高く、大量の情報の持ち出しも容易となり、スピード、容量の観点からデジタル化以前に比べて、大きなダメージに繋がってしまいます。
また、デジタル空間のリアルへの影響力が大きくなるにつれて、デジタルリスクの脅威は企業だけでなく、個人へと牙を向くのではないかと考えています。
エルテスの想いとメディアの意義
エルテスは、「デジタルリスクと戦い続ける」をコーポレートスローガンに掲げ、1000社超える企業のデジタルリスク対策をサポートした実績を持ち、デジタルリスクに対する多くの経験を有します。
その経験を生かして、未知なるデジタルリスク備えるべき企業が成長し続けるために、またその企業で活躍するビジネスパーソンの個人のキャリアを守るために、最新のデジタルリスク情報を発信します。
デジタルリスクラボ 編集長
(運営会社:株式会社エルテス)